1949-05-23 第5回国会 衆議院 内閣委員会 第28号
この放出原料による製品は、一手買取販賣機関である食料品配給公團によつてこれを配給し、その配給の全数量を公團で握り、その数量に基き、さらに原料の放出を申請するのであるが、統制解除後、いずれの機関によつてこれが数字を把握し、原料の放出を要請するのであるか、まことに憂慮にたえない。ついてはみその円滑な配給を期するため、食料品配給公團の存続を要望するというのでございます。何とぞ御採択を願います。
この放出原料による製品は、一手買取販賣機関である食料品配給公團によつてこれを配給し、その配給の全数量を公團で握り、その数量に基き、さらに原料の放出を申請するのであるが、統制解除後、いずれの機関によつてこれが数字を把握し、原料の放出を要請するのであるか、まことに憂慮にたえない。ついてはみその円滑な配給を期するため、食料品配給公團の存続を要望するというのでございます。何とぞ御採択を願います。
從來配炭公團は石炭及びコークスの全部を一手買取販賣をしておりましたが、今度の改正案では無煙炭、煽石、微粉炭、四千カロリー以下の低品位炭、(但し常磐炭及び本土炭については発熱量三千七百カロリー以下、宇部炭については発熱量三千五百カロリー以下のものとする)及び半成コークス、炭分三〇%以下の低品位コークスについては本法案施行と同時にこれを公團取扱品目より除外し、これら除外品目に対しては差当りフリー・クーポン
又それは別といたしまして、配炭機構は先程政府の意向としてはこうなるであろうという予定で話が出ておりましたので申上げますが、大体配炭機構は公団はもう要らない、公団は卸賣に卸しまして、あとはそれが小賣を使つて販賣する、つまり一手買取販賣はなくなるという、こういうことなのであります。
次に第二点といたしましては、配炭公団は、從來石炭及びコークスの全部を一手で買取販賣いたして來たのでありますが、増産の順垣な進捗と、金融逼迫等の情勢による需要の延び惱みのため、最近における石炭の需給状況は著しく改善せられて参つたのであります。
○政府委員(波多野義熊君) 公團の改組問題につきましては、大体今の公團が何をしているかという点を先ず第一に決めてかからなければならんと思いますが、公團が現在やつておりますのは、石炭の一手買取販賣、それから後は價格プール、運賃プール、これだけが主な仕事になつているわけであります。
石炭價格調整補給金の過拂に対しまする返還は、日本石炭株式会社の決算報告を待つて内容を審査いたしまして、確認の上返還命令を発することになつておつたのでございますが、当時日本石炭は石炭及びコークスの全國一手買取販賣をしておりましたほかに、炭鉱の融資もいたしておりまして、非常に複雑多岐な経理事務でございました。一面人手が不足である。
本改正案の趣旨とするところを申上げますと、日本経済復興の基礎物資たる石炭及びコークス等の一手買取販賣機関である配炭公團の組織法、即ち配炭公團法は、昭和二十二年四月に制定され、本年四月一日を以て失効になるのでありますが、昨年來、石炭情勢にも相当変化がありましたので、当該公團の組織及び運営に再檢討を加えるべき時期に到達いたしました。
御承知のごとく、政府は流通秩序確立対策の一環として、主要農林物資につき、昭和二十三年二月または同年七月以降、食料品配給公團、飼料配給公團、油糧配給公團、肥料配給公團及び食糧配給公團の三公團を設立いたしまして、一手買取販賣方式による統制を行い來つたのでありますが、現行の規定によりますと、これらの配給公團の存続期間は昭和二十四年三月三十日もしくは三十一日をもつて滿了いたすことと相なつておりまするので、公團統制方式自体
配給公團といたしましてはどこどこまでも物資の配給を公正的確にやつて行こうと、こういう線で公團の問題を考え、第二には、需給状況からいろいろ好轉いたしました物資、或いは物資の性質上必ずしも買取販賣をしなくてもよいというような物資につきましては、公團の取扱いの品目からは除外して行こうと、こういうようなことから、具体的には配給公團だけに申上げますと、配炭公團につきましては大体三月末日を以て、石油配給公團は廃止
配炭公団法は基礎物資たる石炭及びコークス等の一手買取販賣機関たる配炭公団の組織法でありまして、昭和二十二年四月に判定されたものでございます。この法律は飽くまで臨時的性格のものでございまして、本年四月一日に失効することになつております。昨年來石炭情勢にも相当の変化がありましたので、今や配炭公団の組織及び運営につきまして、再檢討を加えるべき時機に立ち至つておるものと考えられるのでございます。
その趣旨といたしますところは、配炭公團法は基礎物資たる石炭及びコークス等の一手買取販賣機関たる配炭公團の組織法でありまして、昭和二十二年四月に制定されたものであり、本年四月一日に失効することになつておりますが、昨今の石炭情勢に相当変化がありましたため、本公團の組織及び運営につきまして再檢討を加えるべき時機に立ち至つておるとも考えられますが、これを今ただちに廃止することは困難なる事情がありますのと、一方新
元來公団統制方式は民生安定及び産業再建の見地から緊要不可欠の物資であり、而もその需給事情が極端に逼迫しておる物資であり、且嚴格公正な配給割当制度を実施するためには戰時中採用されました統制会社制度に準じた一手買取販賣方式を採用せざるを得ない物資についてのみ認められた制度でありました。
しかしながらこの過渡期におきまして、從來の不良マツチが、マツチ産業株式会社に一手買取販賣をやらせておりましたので、そのストツクが相当ございまして、それが出まわつておりますので、まだしばらくの間はやや不良なものが、出るというような状況でございますが、これは遠からずマツチの配給統制を撤廃しました結果といたしましての競爭の結果、マツチの品質はだんだん改善されるというふうに信じている次第でございます。
○鎌田証人 つまり買取販賣会社でありますから、われわれは日本肥料に対して全部肥料を送る、日本肥料から代金を頂戴する。日本肥料はそれを一般農民の方に差上げで、農民の方から日本肥料が今度とる、こういう組織になつておりますから、あそこで金が根つ首にされれば金詰りというものは月に見えてくるわけであります。
買取販賣の会社であります。
現在農業藥剤の配給につきましては、私的独占禁止法の制定に伴ないまして、從來の一手買取販賣の統制方式が廃せられ、新たに臨時物資需給調整法に基くクーポン制による配給制度が採られておるのでありますが、この配給方式によりましては、通常の場合の病害虫防除は大体支障なく行われるといたしましても、御承知のように農作物に関する病害虫の発生は年により又地方によつて著しく差異があるものでありますから、一度び病害虫の異常発生
それが昨年統制会社令の撤廃に基きまして、その統制機関によりまする一手買取、販賣というものを廃止いたしまして、昨年九月に農業資材配給規則というものが制定されまして、それによつて十二月から配給制度を実施して参つておるのであります。
農藥の配給につきましては、昨年九月臨時物資需給調整法に基きまして農業資材配給規則を制定し、從來の一手買取、販賣の統制方式を廃止いたしまして、新たにクーポン制による配給制度を計画をし、実施いたしておるのでありますが、このクーポン制におきまして病虫害の発生常習地に対する農藥の配給は大体支障なく行うことができますが、病虫害が非常に大きく発生したり又は異常発生した場合においては、從來の一手買取機関のごとき保管施設
商工省といたしまして、この事柄に對しましては、石炭價格調整補給金の過拂に對する返還は、日本石炭株式會社の精算報告を俟つて内容を審査し、確認の上、返還命令を發することになつているが、當時同社は石炭及びコークスの全國一手買取販賣をなし、併せて炭鑛融資をも擔當し、複雑多岐なる經理事務は厖大なる量に及んでいたにも拘わらず、著しく人手不足のため當面の緊急事項(毎月十日毎に炭鑛へ支拂うべき資金の調達等)に追われる
石油配給公團法、配炭公團法、肥料配給公團令、酒類配給公團法、食料品配給公團法、飼料配給公團法、油糧配給公團法の各配給公團法は、重要な基礎的物資、國民生活用物資等であつて徹底的の統制を実施する必要のあるものについて、その一手買収販賣機関の設立の根拠法として制定されたものでありまして、これらの公團は、普通の割当配給の手続によつては適切な配給の確保が困難な重要物資について、一手買取販賣を実施して参つたのであります
石油配給公団法、配炭公団法、肥料配給公団令、酒類配給公団法、食料品配給公団法、飼料配給公団法、油糧配給公団法の各配給公団法は、重要な基礎的物資、國民生活用物資等であつて、徹底的な統制を実施する必要のあるものについて、その一手買取販賣機関の設立の根拠法規として制定されたものでありまして、これらの公団は普通の割当配給の手続によつては、適切な配給の確保が困難な重要物資について、一手買取販賣を実施しておいつたのであります
石油配給公團法、配炭公團法、肥料配給公團令、酒類配給公團法、食糧品配給公團法、飼料配給公團法、油糧配給公團法の各配給公團法は、重要な基礎的物資、國民生活用物資等であつて徹底的な統制を実施する必要のあるものについて、その一手買取販賣機関の設立の根拠法規として制定されたものでありまして、これらの公團は普通の割当配給の手続によつては適切な配給の確保が困難な重要物資について一手買取販賣を実施して参つたのであります